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『エシカルフェスタ』

体験レポート!

先月、「世界フェアトレードディ」に行われた『エシカルフェスタ2018』!!

本記事は、このフェスタを初めて知る方のために、エシカルフェスタの概要を簡単にまとめました。

エシカルフェスタとは?

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『エシカルフェスタ』は、

エシカルや新しいライフスタイルを提案する総合型イベントです。

毎年、5月の第2土曜日「世界フェアトレードDay」にちなんで、2016年から開催されています。

「なぜこんなものづくりを始めたのか」

「なぜ自分がこの商品に興味があるのか」

エシカルフェスタに来れば、みんなが自然と自分のストーリーを、ぽつりぽつりと語りだします。

どんなことをするの?

・エシカルなアイテムの展示・物販

・カフェ
・エシカルトークショー

・ワークショップ

・スペシャルパフォーマンス

 など。

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〜ワークショップ紹介〜

 

《染め直しワークショップ》

今回ご紹介するの1つ目のワークショップは、

Liv:raさんによる草木染めワークショップ。

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“Liv:ra(リブラ)

草木染めの日本製オーガニックランジェリーブランド。

「花の命を着る。」をコンセプトにこだわりの着心地の天然素材を、古来の伝統技術で丁寧に染め上げる美しい下着をデザイン。”

〜染め直しワークショップの様子〜

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マリーゴールド、クチナシ、茜などの天然の染料で

靴下やTシャツを染め直します。

最近では、『アップサイクル』といって

元の製品にあとから付加価値をつけることで、

同じものを長く使うための取り組みが増えています。

この染め直し体験もアップサイクルの一つです。

「シミがついて着なくなったTシャツを、また着るのが楽しみ。」

捨てるはずのTシャツを、嬉しそうに染め直しているお客さんを見て、

改めてアップサイクルの可能性を感じました。

《はちみつアロマお化粧水作り》

2つ目に紹介するのは、melissa さん提供の手づくりワークショップです。

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“sonofuとはちみつマイスターの『空水土』さんがコラボしてできたユニット。オーガニックやフェアトレードのものを使えば、暮らしの中で国際協力ができる。そんな思いでできたsonofuは体験教室やWSを行っています。 ”

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はちみつや、アロマのお話をしながら、みなさんのんびりと化粧水を作っていました。

もちろん、素材はすべて天然素材。

大切な人への贈り物に、自分へのプレゼントに。

melissaさんの化粧水は香りも質も、使っていてとても心地よいのです。

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ワークショップではその他、

People tree

Tammy's Treat

玉川聖学院

EARTH TO WEAR などのワークショップが開催されていました。

 

 

出展ブース

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ここでは、実際に出展していたブランドを紹介します。

 

エシカルフェスタ2018では、19の企業や団体の出展がありました。
以下、出展者のご紹介です!

〜お客様の声〜

-20代・学生・女性

"ネットで気になっていたけど、今までは買う勇気が出なかった。今回手に取れて嬉しい。"

-40代・モデル・女性

"エシカル商品は、会社や仕事での話題作りに効果的です。いつも助かっている。"

-60代・主婦・女性

"少し高いけど、 何年先も大切に使っていきたい。"

-30代・主婦・女性

”質が高くてとても嬉しい、たいせつな人に贈りたい。”

 

○夏におすすめの商品

こちらでは、エシカルフェスタで発売、紹介されていた夏にぴったりの商品を紹介します。

Dr.Bronners

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マジックソープ

主要原材料をフェアトレードで調達しているオーガニック製品。

少し清涼感があり、毛穴までスッキリ落としてくれます。

匂いや色も豊富に揃っているので、ぜひ手に取ってみてください!

patagonia PROVISIONS

ロングルートビール

 

グレープフルーツのようなホップの風味とバランスのいいモルト感のあるペールエールビール。

「カーンザ」という土や生態系に配慮した麦から作られています。

後味もスッキリキリリ。夏にはもってこいです。

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〜なぜエシカル商品が高いのか〜

エシカル商品には、一つ一つの商品に、物語があります。

原材料や質にはもちろん、配送、労働のあり方までも。

 

どうしても、すべての人にお金をきちんと支払えば、高めの価格になってしまいます。

では、逆に ”エシカル” でない商品は何故安いのか。

そこには、誰かの涙があります。

それは小さな子どもだったり、働いているお母さんだったり、壊れていく生態系であったり。

エシカルは批判からではなく、希望からできています。

毎日買っているものが、少し誇らしくなれたらいい。少しでも未来に投資できたら嬉しい。

そんな思いでエシカルな商品はどんどん広がっています。

毎日じゃなくていい。エシカル商品なら、作る人の未来を、あなたが払っているのです。

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〜これからのエシカル〜

世界には児童労働、貧困問題、格差や環境問題など、

私たちの目に見えない問題が数え切れないほど横たわっています。

そうは言っても、自分には何もできない…

そう思ったことはありませんか。

毎日、どこかの国へ行って支援をすることはできない。

日本の問題ですら、自分一人では解決できません。

だからこそ、波を作るのです。

一人の力は小さくても、集まればやがて大きな力になる。

自分が無視できなかった違和感。

それを感じたことを、忘れられない人がいる。

 

“何か力になろう”と、実際に動いた人がいる。

“それを支援しよう”と、物を購入する人がいる。

 

社会問題を一人で解決することはできないけれど、

大きな波を作ることはできる

 

それを体験するのが、この「エシカルフェスタ」です。

物を買うことで、お金を動かすことで、

あなたも世界の誰かを、救うことができます。

 

この業界の人は、絶対にあきらめない。

物を作る人も、それを支援する人も。

 

エシカル産業は全てを包み込み、数年後に大きな産業になっていく。

 

エシカルフェスタに参加した筆者はそう、強く感じました。

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〜最後に、エシカルの第一歩をふみたい人へ〜

今回のイベントでは、

「エシカルって知らないけど、参加してみた!」という方が少ないように感じました。

 

最初のエシカルを踏み出すには、少しコツがあります。

それは、小さなものから買ってみること。

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怖がらずに、小さなものから。

小物や、100円程度のちょっとしたお菓子でも

エシカル商品は一度手にすると、忘れられない価値があります。それは、

その商品が、この世に一つしかないから。

当たり前だけど、とてもたいせつなことです。

小さなものでも暮らしがガラリと愛おしくなるので、とってもおすすめです!

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